「スタッフバイクチェック」今回はサイパラのガキ大将マシンを紹介
トップの写真を見て『あれ!ドロップハンドルが開いちゃってる』って思った人いませんか?違いますよ、オフロードよりのセミドロップなんです。そんでもってベースチャリは29インチMTB。そう、サイパラスタッフで静かなブームとなっているマウンテンドロップカスタムです。
「いやー完成までにずいぶん時間かかった」と語る田口さん。それ故に満足そうです。いいなー自分も自由なカスタムチャリ作りたい!でも家に置き場所がない!
ワイルドだなー。サスペンションにワイドなドロップハンドルって。実に田口さんらしい。きっとこれで釣り竿持って野山を駆け巡るんだろうなー
フレームは剥離してアルミ剥き出し。ワイルドっす。
細かいところが黒ずんでいてシルバーアクセみたい。ワイルドっす。
チョイスしたSTIはアルテグラだけど出っ張ってるからもうキズだらけ。ワイルド!
ステムはトムソンのブロックステム、やっぱワイルド!
リヤディレイラーはSLXを装備。「STIと相性いいの?」って聞いたら、今のところテキトーだよって答えが返ってきた。やっぱワイルドっす。ちなみにロードシフターからMTB変速機への引きしろ変換アジャスターがあるらしい。
やっぱりフロントヴューが一番ワイルドっす田口さん。シュワルベのタイヤチョイスはさすがっす。
やっぱりイメージソースはキャノンデールのスレートかな?自分も田口さんもお気に入りのマシン。もう発売されてるけど試作段階の頃のスレートのほうがかっこ良かったね。でも田口さんマシンはグラベルロードではない。マウンテンドロップです。
ホイールはシマノのXT。足回りをしっかりさせるのは大人として大切だね。しかし現在の世の中には、ドロップ用の変速レバーってのがSTIしかないのもツライ。クロスバイクをよくドロップ化したいって相談をたまに受けるけど、STIかダブルレバーになっちゃうんだよね。たまにサンプルでチラホラみるドロップ用のグリップシフトが欲しいぞ。
ベースバイクはTREKのX-CALIBER、なにげにトレックのフレームってカッコイイ。ケーブル通しもインターナルタイプが多いし、作りもしっかりしてる。重すぎず、へこたれずなトレック。たまにマウンテンドロップカスタムって見かけるけどバランス感が難しい。お勧めは29erフレーム。フレームデザインに合うハンドルデザイン。短めのステム(ポジション的にもね)。そしてカッコよく使い方にあったタイヤ。そしてワイルド感。田口さん勉強させてもらいました。
「TREK X-CALIBER」