【初心者がスポーツ自転車を買うなら クロス? or ロード?】絶対に失敗しない。車種選びのポイント(3つ)を解説します。

動画要点 - POINT -

ロードバイクとクロスバイクで迷ったら

  • 走行距離
  • 予算
  • 用途

この3つを明確にすることが重要!

ロードバイクとクロスバイクどちらを買ったらよいのか・・この答えを出すには次の3つを明確にすることが重要になります。

1.走行距離

まずはどの程度の距離を走るのか?を明確にします。
例えば通勤・通学であれば、グーグルマップのルート検索で自宅住所と勤務地・学校の住所を入れ表示された距離を見ます。
※車を選択すると高速道路が選択されてしまうかもしれないので、徒歩を選択してください。

その距離が・・・
片道15キロ以内・・クロスバイク
片道15キロ超・・・ロードバイク

では、なぜ片道15キロ以内はクロスバイクが良いのか?
それは・・・乗りやすい!これにつきます。
言ってしまえば速いママチャリ。

クロスバイクはそのハンドル形状から、シティ車(ママチャリなど)に近い乗り味でスポーツ車ならではの軽快さを味わえます。

では、なぜ片道15キロ超はロードバイクがよいのでしょうか?
それは・・・長距離=長時間乗車でも疲れにくいからです。
ではなぜ疲れにくいのか・・理由は2つあります。

  • (1)姿勢を変更しやすい
  • (2)軽い

(1)姿勢を変更しやすい

ロードバイクには、この画像のように持ち位置を変えて姿勢を変えやすい形状のハンドルがついています。

乗車距離が長くなると当然乗車時間も長くなります。

長く同じ姿勢でいると腰が痛くなったりしますよね。
ロードバイクはそのハンドル形状から楽な姿勢を取りやすいです。

結果、長距離を走行する場合に疲れにくいという特性があります。

(2)車重が軽い

ロードバイクはクロスバイクに比較してフレーム素材やパーツなどに、より軽いものが採用されています。
そのため車体重量が軽くなるので、体力が奪われにくく疲れづらいという特性もあります。

2.予算

●10万円以内・・・クロスバイク

10万円だせば最高級のクロスバイクを買える・・わけではありませんが選択肢はかなり広く持つことができます。
この金額を上限としておけば十分な満足を得ることができると思います。

●10万円超~・・・ロードバイク

ロードバイクは入門レベルが10万円くらいからになります。
(余談ですがリユースバイクなら10万円の予算で15-20万円クラス・・年式にこだわらなければそれ以上のクラスにのることができます・・)

ロードバイクは速さを追及していますので軽量であることが求められます。
クロスバイクに比較してより高価で軽い、素材やパーツが使用されているため価格は高くなりがちです。

3.用途

●普段使い・・・クロスバイク

スタンドやかごを付けたり・・シティ車ライクな使い勝手を実現できます。
通勤通学はもちろんコンビニやスーパーでの買い物にも対応でき、スタンドがあれば立てかける場所を探したりしなくても駐輪できます。
(ロードバイクの場合、立て掛ける場所が無くて、停めたい場所に止められないとかありますよね笑)
またタイヤを太くすればスピードは落ちますが乗り心地が良くなります。

速くて乗りやすい。「普段使い最強自転車」それがクロスバイクです。

●勤務日は通勤に、休みの日はツーリングに・・・ロードバイク

ロードバイクのだいご味はその走行性能ですよね。

普段は通勤に使っていても、お休みの日はツーリングで数十キロ~数百キロ走行したい。
輪行(りんこう・自転車をコンパクトに分解して車や電車で目的地までもって行きそこで乗ること)したい。

そういった使い方を考えている方にはロードバイクをお勧めします。

最後に一つ問題です。

ある日お店を覗いていると、欲しい自転車が2台あり、それぞれサイズは次のように表示されています。自分の身長は168㎝だとします。
どちらも適正サイズ内に身長が収まっています。どちらを選んだら良いでしょうか?

  • A:適正身長158㎝~168㎝
  • B:適正身長166㎝~176㎝

答えはAになります。

自転車のサイズ調整はシートの高さ・角度・位置、ステム(ハンドルの回転軸にある棒状の部品)の長さで調整します。
シートやステムの高さは最短状態から伸ばして調整するので、万が一自転車のサイズが大きすぎた場合は・・調整余地が少ないです。

つまり、こういった場合は小さ目のAを選んでおくと調整がしやすいということになります。

いかがでしたでしょうか?

クロスバイク・ロードバイクどちらにするか・・の結論はでましたか?
少しでもあなたの自転車選びの助けになれば幸いです。

注意点

実際に乗った時を想像してみよう!
「走行距離」と「用途」に合ったモノを選ぶのが自転車がBEST!初めての一台を思う存分楽しみましょう!

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